セルフ 花セラピー

7月8日、世の中を揺るがす事件が起きてしまいました。

私も思わず半日メディアを追いかけてしまい、とても疲れた一日でした。
と同時に、大雨のように降り注いでくるメディアからの報道には距離を置いた方がいいと、多くの精神科医や心理カウンセラーの人たちが発信していた一日でもあったように思います。
そしてそれはとても大事なことだと、私も思っています。

ただ報道から距離を置いても
昨日からずっと続くざわついた気持ちはなかなか晴れません。
亡くなられた方の思想や実績とは関係なく
1つの命があっけなくこの世から消えたことへの驚きや
脱力感に包まれてしまった…そんな状態でした。

思い切って今日は「セルフ花セラピー」をやってみました。
整理のつかない気持ちを花を使って外在化することが、少しできたかも知れません。

作品は2つ作りました。

白いトルコキキョウは、鎮魂や服喪と同時に気持ちの浄化を求めて選んだように思います。
そしてこの大きな白い花にものすごく癒された気がします。
赤く小さなヒペリカムは、小さいけれどそこに存在する、いろいろなことを乗り越えようとするパワーなのかも知れません。
グリーンで包み込むように囲みたかったのにも、大事な意味があるのでしょう。

青いデルフィニウム、昨日からの内省的な気持ち。
沈んだこころを素直に出してみました。青いお花いっぱい、挿しました。
カーネーションのピンクは「癒されたい」「リラックスしたい」を表現しているのだと思います。
昨日から続く緊張を緩ませたい。自分がそう思っていたことも活けるまでは分かりませんでしたが。
黄色のオンシジウム、光が欲しい、希望が欲しい、誰かに気持ちを聞いて欲しい、のかな?
黄色って「ちょっと誰かに甘えてみたい」「気を引いてみたい」そんな傾向の気持ちがある時に選んだり気になる色ですから。
夢中になって活けていると、少しだけ現実逃避できますね。
ちょっと辛いことから逃げても良いんだよ、そんな言葉も自分にかけてあげられました。セルフでやって、とても良かったように思います。

花セラピーについては別のページにも説明があります。
参考にしてみて下さい。

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